GⅠ・JpnⅠを11勝して華々しく引退したコパノリッキー産駒が2021年にデビューを迎えます。ゴールドアリュールの後継種牡馬として人気を集め初年度産駒で血統登録された馬は138頭と同じ年に引退したキタサンブラックを大きく上回ります。
社台系の牧場には生産馬はいませんが中々の良血の繁殖牝馬と配合されており、何頭かピックアップしてみました。この中から活躍馬が出てくるといいですね。
牡馬
・ブライトサファイヤ19 ヤナガワ牧場(母父サンダーガルチ)
半兄に南部杯勝ちのサンライズノヴァ、近親にフェブラリーS勝ちのサンライズバッカス。コパノリッキーを生産したヤナガワ牧場の生産馬。
・テヴォーロ(母クイーンオブナプレス) 上水牧場(母父Singspiel)
半兄に3勝クラスで活躍中のブライトンロック、叔父にイギリスダービー馬Oath。北海道セレクションセールで3000万円で落札。
・リッキーボーイ(母ラブミーチャン) 谷岡牧場(母父サウスヴィグラス)
母は全日本2歳優駿や東京スプリントを勝ったラブミーチャン。近親にエーデルワイス賞勝ちのストロングハート。父、母共にDrコパ(小林祥晃)の持ち馬。
・シロガネーゼカフェ19 谷岡牧場(母父Gulch)
半兄にシリウスステークス2着でゴールドアリュール産駒のサクラアリュール。ゴールドアリュールが父のコパノリッキー産駒のこの馬にも期待。
・タガノトリオンフ19 新冠タガノファーム (母父ワイルドラッシュ)
母は園田競馬場で13勝。近親に京都大賞典、金鯱賞等重賞3勝のラストインパクト。
牝馬
・ラブミードール(母ハニーパイ) グランド牧場(母父サウスヴィグラス)
母はエーデルワイス賞勝ちのハニーパイ。半兄弟に3勝クラスで活躍中のサトノユニゾン。馬主はコパノリッキーと同じDrコパ(小林祥晃)。
・パトリオット19 ディアレストクラブ(母父デュランダル)
近親にダービー卿チャレンジトロフィー等重賞2勝のマジックタイム、京都新聞杯勝ちのゲシュタルト。
・リーグルメアリー19 ヤナガワ牧場(母父Afternoon Deelites)
半兄に北海道スプリントカップ勝ち馬のテーオーヘリオス、カペラステークス2着のテーオージーニアス、アメリカ重賞3勝のAlsvid。
・グランブルー19 沖田哲夫(母父Tiger Hill)
3代母がシンコウエルメスで皐月賞勝ちのディーマジェスティでスプリンターズステークス勝ちのタワーオブロンドンが同牝系。叔父にステイヤーズステークス勝馬オセアグレイト。
・クリノビリオネア 三輪牧場 (母父ディアブロ)
半兄に朝日杯フィーチャリティステークス2着、高松宮記念1着入線4着降着のクリノガウディー、3勝クラスで活躍中のクリノサンレオ。
・スズノメガミ19 小河豊水 (母父Wild Rush)
半兄にオープンで活躍中のヒロブレイブ、ネオブレイブ、園田で8戦8勝で菊水賞勝ちのマジックカーペット。
まとめ
社台系の生産馬がおらず1年目の種付け料を80万円と安く抑えていましたが意外と良血の繁殖牝馬と配合されており、血統だけで期待できる馬が結構いますね。
デビューしていないにも関わらず2021年の種付け料は150万円まで上昇しており産駒の出来がいいのでしょう。初年度産駒に大いに期待できます。
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