手塚厩舎に入厩予定の2歳馬情報です。
手塚厩舎と言えばフィエールマンが天皇賞春連覇、菊花賞を勝ち距離が短いとみられた天皇賞秋がアーモンドアイの2着と大活躍。
またPOG期間内ではシュネルマイスターがNHKマイルカップ、アジアエクスプレスが朝日杯FS、アユサンが桜花賞を勝つ等コンスタントに活躍馬を輩出しています。
最近では良血の2歳馬も多数入厩するようになり、関東の注目厩舎の1つです。
そんな手塚厩舎ですが今年はクラシックを賑わす様な2歳馬はいるのでしょうか?
牡馬
・クロンマクノイズ ノーザンファーム生産
父ロードカナロア 母タッチングスピーチ
母父ディープインパクト
母はローズステークスの勝ち馬でエリザベス女王杯3着。祖母は英GⅠのフィリーズマイルを勝ったリッスン。叔父のサトノルークスは菊花賞2着。
・エコロガナドール 下河辺牧場生産
父オルフェーヴル 母ルアーズストリート
母父キングカメハメハ
母はJRA3勝。叔母にローズステークスに勝利し秋華賞2着のブロードストリート。叔父に青葉賞3着のフィニステール。
・ウインルシファー コスモビューファーム生産
父オルフェーヴル 母コスモチェーロ
母父Fusaichi Pegasus
母はJRA1勝。父マツリダゴッホの半兄ウインマーレライはラジオNIKKEI賞の勝ち馬。父スクリーンヒーローの半姉ウインマリリンはフローラステークス、日経賞の重賞2着馬。
・クルベリ 追分ファーム生産
父モーリス 母ガーネットチャーム
母父ファルブラヴ
母はJRA3勝。叔父にマイルチャンピオンシップ勝ち馬のペルシアンナイト。近親に種牡馬として活躍したゴールドアリュール。
・マイネルメサイア ビックレッドファーム生産
父ゴールドシップ 母マイネソルシエール
母父ロージズインメイ
母はフローラステークス2着馬。祖母のマイネソーサリスは愛知杯の勝ち馬。
・コースタルテラス ノーザンファーム生産
父ヘニーヒューズ 母パシフィックギャル
母父ゼンノロブロイ
母はフラワーカップ2着馬。叔父に金鯱賞2着のサトノソルタス。祖母は米GⅠアラバマステークス等GⅠ3勝のアイランドファッション。
・ヴァーンフリート ノーザンファーム生産
父リオンディーズ 母ロスヴァイセ
母父シンボリクリスエス。
母はJRA2勝。叔父に地方交流重賞兵庫チャンピオンシップで2着のヴァイトブリック。
牝馬
・ウェストファイリア 社台ファーム生産
父ディープインパクト 母フィオドラ
母父Lord of England
母は独オークス馬。父キズナの半兄リメンバーメモリーはJRA2勝。
・ミルヴィオ ノーザンファーム生産
父ディープインパクト 母シユーマ
母父Medicean
母は英GⅠサンチャリオットステークス、加GⅠEPテイラーステークスを勝ちました。全兄のブレステイキングはチャレンジカップ3着。
・ファイナルアンサー ノーザンファーム生産
父ハーツクライ 母ファイナルディシジョン
母父Super Saver
母はアメリカで未勝利。叔母のInformed DecisionはBCフィリー&メアスプリント等GⅠ3勝、重賞は9勝。
・オールユアーズ ノーザンファーム生産
父ドゥラメンテ 母アイムユワーズ
母父ファルブラヴ
母はフィリーズレビュー、クイーンステークス等重賞4勝の実績馬。父オルフェーヴルの半姉モーベットはJRA2勝。
・ナンヨーアゼリア レイクヴィラファーム生産
父ハービンジャー 母パンデリング
母父キングカメハメハ
母は未出走馬。祖母のフサイチパンドラはエリザベス女王杯勝ち馬。叔母のアーモンドアイはGⅠ9勝。
・リンクスルーファス ノーザンファーム生産
父ヘニーヒューズ 母ランニングボブキャッツ
母父Running Stag
母はアメリカで9勝。全兄のアジアエクスプレスは朝日杯FS、エルムステークスの芝・ダート重賞勝ち馬。
・ハロースクロール 下河辺牧場生産
父ヘニーヒューズ 母グレイスティアラ
母父フジキセキ
母は全日本2歳優駿、兵庫チャンピオンシップ、エーデルワイス賞の地方交流重賞3勝。父キングカメハメハの半兄ダノンバトゥーラはJRA4勝。
まとめ
この世代は牝馬の方にいい血統の馬が多いですね。
厩舎成績も上昇傾向なのでこの世代も注目です。
ところで、各厩舎別の入厩馬を調べる時はPOGの達人 完全攻略ガイド 2021~2022年版 (光文社ブックス)が最適。通称赤本ですね。
有力厩舎を取材した記事が充実していて、育成段階での各馬の情報が詳しく分かります。
毎年の様に活躍馬を輩出している手塚厩舎ですから、指名馬には必ず1頭は入れておきたいところです。
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