2019年デビュー 新種牡馬の牧場別生産数で各牧場の戦略が見えてくる?

種牡馬傾向

今年初年度産駒がデビューする種牡馬の牧場別生産数を見ていきます。

各牧場が導入に関わった新種牡馬の産駒は関わり方が大きいほど生産数も増えるはず。そういう観点でどの牧場がどの種牡馬に力を入れているか見ていきたいと思います。

ディープインパクト、キングカメハメハがこの世を去りリーディングサイヤー争いは混戦模様です。その様な中で今年の新種牡馬がどのくらい期待できるかも考察できればと思います。

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2019年に産駒がデビューする主な新種牡馬

今年産駒がデビューする新種牡馬を産駒数が多い順に並べてみます。

1位 コパノリッキー 138頭

2位 ドレフォン 127頭

3位 ザファクター 117頭

4位 シルバーステート 116頭

5位 イスラボニータ 115頭

6位 ビックアーサー 111頭

7位 アメリカンペトリオット 108頭

8位 ラニ 88頭

9位 キタサンブラック 84頭

10位 サトノアラジン 77頭

11位 ロゴタイプ 61頭

12位 ディーマジェスティ 45頭

13位 ワンアンドオンリー 14頭

今年の新種牡馬で産駒数が一番多いのはコパノリッキー。戦略的に種付け料を安く抑えて種付け数を稼いだ格好です。2位はドレフォン。ノーザンファームが導入した外国産の種牡馬です。

今年の新種牡馬の目玉的存在と言えるキタサンブラックは産駒数が以外と少なく9位。地味な血統が敬遠されたのかもしれませんね。

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コパノリッキー産駒の牧場別生産数

コパノリッキーはダート戦線で活躍しJRA、地方交流重賞のGⅠクラスの勝鞍は10勝と素晴らしい成績を収めています。

初年度産駒は138頭。

種牡馬としてのオーナーもDrコパさんのようで、各牧場に生産数の偏りはあまりありません。その中で生産牧場のヤナガワ牧場は5頭と生産数が若干多くなっていますね。

地方競馬の紋別で一足早くデビューした産駒が順調に勝ち上がっており産駒もいい産駒が多そうですね。

その反面配合された繁殖牝馬の質はあまり良くないのでGⅠでバリバリ勝ち負けするような馬が出る可能性はあまり高くなさそうです。

ドレフォン産駒の牧場別生産数

ドレフォンはBCスプリント等GⅠ3勝。産駒数は127頭です。主にダートの短距離で活躍した馬です。社台SSに繋養され社台クループが大きく関わった種牡馬だと考えられます。

ノーザンファームが3分の1近くを占める40頭を生産しています。対して社台ファームの生産数は8頭。このことからドレフォンの導入はノーザンファームの意向が強く働いたことが分かりますね。

産駒の評判も仕上がりの早い馬が多い様で芝・ダートとも走れる馬が多い様でノーザンファームの援護も受けファーストシーズンサイアーTOPはこの馬が最右翼になりそうです。

ザファクター産駒の牧場別生産数

ザファクターはアメリカダートの短距離戦線で活躍した馬でパットオブライエンステークス等GⅠ2勝しています。産駒数は117頭。

アメリカで既に種牡馬入りした馬で、その産駒には米GⅠシャンデリアステークスを勝ったノーテッドアンドクオーテッドがいます。

日本で走った産駒が3頭全て勝ち上がり、良い成績を上げたことからJBBAにリースで1年のみ日本で所牡馬入りとなりました。

ノーザンファームや社台ファームの生産はなく、主に日高の牧場で重宝されている様ですね。

アメリカで人気のWar Frontの後継種牡馬で、日本で走った産駒の実績もあり期待のできる種牡馬ですね。

シルバーステート産駒の牧場別産駒数

現役時代は5戦4勝。4連勝でオープンまで勝ち上がった後怪我で引退しました。重賞勝ちはありませんがそのポテンシャルの高さを期待されて種牡馬入りとなりました。

初年度産駒も116頭と馬産地で人気を集めています。

生産したノーザンファームの生産数が最も多くなっています。その他の社台系の追分ファームや社台ファームでも数は少ないですが産駒が生産されています。

一級品と言えるような繁殖牝馬の産駒はいませんが、社台系の牧場にある程度優遇されており活躍馬が出るかもしれませんね。

イスラボニータ産駒の牧場別生産数

現役時代は皐月賞を勝ち重賞6勝。貴重なフジキセキの後継種牡馬です。GⅠ勝ちは2000mのレースでしたが主にマイル戦で強い所を見せていました。

生産牧場の社台ファームの生産数が多く力が入っています。繁殖牝馬のレベルも高く最近成績が上昇傾向にあるのでかなり期待が出来ると思います。

岡田スタッドの生産数を多く岡田牧雄さんの評価も高い様です。

一方ノーザンファームの生産数は4頭のみであまり力が入っていない様です。

ビッグアーサー産駒の牧場別生産数

現役時代は高松宮記念を勝ち重賞2勝。1200mのスプリント戦で活躍しました。サクラバクシンオーの後継種牡馬はあまりいい結果を残せていないので、ビッグアーサーにかかる期待は大きいです。

生産したバンブー牧場の生産が多くなっています。社台系の牧場ではノーザンファームが1頭のみで日高の牧場で多く生産されています。

サンデーサイレンスを持たない事から配合しやすいため、繁殖牝馬の質もまずまず。産駒はいきなり重賞を勝つ馬は難しいかもしれませんがコンスタントに活躍してくれそうです。

アメリカンペイトリオット産駒の牧場別生産数

現役時代はアメリカの芝GⅠメーカーズ46マイルステークスを勝ちました。War Frontの後継種牡馬でアメリカの芝で活躍したことから日本の馬場の適正も高そうです。

導入したダーレージャパンファームの生産数が多くなっており力を入れています。社台系の牧場は社台ファーム、白老ファームの合計3頭。

多くはゴドルフィンの馬として走ると思われますので、活躍する馬も出そうですね。

ラニ産駒の牧場別生産数

現役時代はUAEダービーに勝ちベルモントステークス3着。気性が悪くレースぶりも不安定なものでしたが身体能力の高さは誰もが認めるものでした。

生産牧場のノースヒルズが一番多くなっています。繁殖牝馬の質はそれほど高くなく地方競馬で走りそうな血統の馬が多いです。

高い身体能力を引き継ぐ馬が出てきてほしいところです。

キタサンブラック産駒の牧場別生産数

現役時代はジャパンカップ、有馬記念等GⅠ7勝と大活躍しました。2000~3200mの王道路線で強さを発揮し極悪馬場の天皇賞秋もサトノクラウンを下して制しています。

生産頭数は84頭と少なめですがノーザンファーム、社台ファームで多く生産されています。繁殖牝馬も非常に高くなっています。

社台系の牧場以外の人気はあまり高くない様で初年度産駒に活躍馬が出なかったらキタサンブラック産駒の種牡馬の価値を大きく落としてしまいそう。

初年度から勝負の種牡馬です。

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