オルフェーヴル産駒の選び方を血統から考える

種牡馬傾向

史上7頭目の三冠馬オルフェーブル。鳴り物入りで種牡馬入りを果たしますが活躍馬は出すものの勝ち上がり率が低く評価を落としてしまい去年の種付け頭数は52頭まで減少します(初年度244頭)。

種付け料も初年度の600万円から350万円まで下げますが、今年産駒が大活躍。ラッキーライラックのGⅠ2勝を始め重賞9勝(交流重賞を含む)を上げ種牡馬リーディング4位(11/24現在)。

しかしながら成績のばらつきは依然として大きく、一口馬主やPOGでの指名馬選びでオルフェーブル産駒を選ぶのはなかなか根性がいります。

そこで成績の良し悪しと血統の関係を調べました。これで当たりのオルフェーブル産駒を引き当てる事間違いなし?

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オルフェーブル馬情報

戦績

21戦12勝 2着6回 3着1回

クラシック3冠(2011年) 

有馬記念2回(2011年、2013年)

宝塚記念(2012年)

凱旋門賞2着2回(2012年、2013年)

どのレースも印象的ですが、ハイライトは2012年の凱旋門賞でしょう。最後の直線完全に抜け出し誰もが勝ったと思った瞬間、内によれソレミアに差されしまい首差の2着。日本馬が一番凱旋門賞に近づいた瞬間でした。翌年も挑戦しますがトレヴに完敗の2着でした。

また2012年のジャパンカップではジェンティルドンナと激しいたたき合いの結果ハナ差の2着。なんとなく負けたレースの方が印象的な馬ですね。

その他には阪神大賞典の逸走等暴れん坊ぶりをいかんなく発揮していたオルフェーブルですが引退レースの有馬記念で圧巻の8馬身差圧勝。記録にも記憶にも残る名馬です。

血統背景

父 ステイゴールド

母 オリエンタルアート

母父 メジロマックイーン

兄弟 ドリームジャーニー(有馬記念 宝塚記念 朝日杯FS)

兄弟 リヤンドファミユ(若駒S)

父ステイゴールドはGⅠ香港ヴァーズ勝ち馬。産駒はオルフェーヴルの他にゴールドシップ、インディチャンプ、フェノーメノ等活躍馬多数。ノーザンテーストのクロスがある馬が活躍馬に多くオルフェーヴルもこのパターンです。

母オリエンタルアートはダートで3勝を挙げている馬です。牝系は特に活躍馬がいない平凡な血統ですが自身の産駒にGⅠ馬2頭を輩出し、名牝といえる繁殖成績をあげます。

母父メジロマックイーンと父ステイゴールドの配合はニックスだと一時期騒がれていましたが実際はそんなに活躍馬は多くないです。

産駒成績

2020年11月24日現在

2020年獲得賞金 21億9161万1000円 

種牡馬リーディング 4位 

勝率(全体)8.9%

勝率内訳        

 芝  (全体)8.4% (良)8.3% (稍重)8.5% (重不良)9.0%

ダート (全体)9.8% (良)9.6% (稍重)11.3% (重不良)8.9%

芝とダートどちらでも走りますが、成績はダートの方が良いです。馬場状態も芝は重馬場、ダートは乾いた馬場の勝率が高く、力のいる馬場に強いパワータイプの馬が多いですね。

小回りの競馬場に強く持続力タイプの馬が多いです。ステイゴールド産駒の種牡馬は大体同じような傾向にあります。

芝では短距離より中距離の成績が良く、ダートでは万遍なく走ります。

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走るオルフェーヴル産駒の血統傾向

母父がミスタープロスペクター系

特にフォーティナイナー系、ゴーンウエストに活躍馬が多いです。

・母父フォーティナイナー

 ラッキーライラック(大阪杯、エリザベス女王杯等)

 エポカドーロ(皐月賞 ダービー2着)

・母父ゴーンウエスト

 ジャスティン(東京盃、東京スプリント)

 シャインガーネット(ファルコンS)

母父キングカメハメハからもショウリュウイクゾ、タガノディアマンテ等が出ていますが産駒数も多く当たりはずれが少し大きい様です。

母父シンボリクリスエス

シンボリクリスエス産駒の繁殖牝馬とも相性が良いです。

オーソリティ(青葉賞、アルゼンチン共和国杯)

エスポワール(ターゴイズS2着)

リトリカメンテ

エングレーバー(プリンシパルS2着)

オーソリティ、リトリカメンテはサンデーサイレンスの3×4のクロスがあります。

ダートは母父フレンチデピュティ

ダートの活躍馬には母父フレンチデピュティの産駒の活躍馬が多いです。

マルシュロレーヌ(レディースプレリュード)

アルドーレ(阿蘇S)

ヘリオス(霜月S)

同系の母父シルバーデピュティの馬にグアンがいます。フレンチデピュティ産駒のクロフネが母父になると走らなくなります。

走らないオルフェーブル産駒の血統傾向

母父が日本の短距離血統

サクラバクシンオー、タイキシャトル、クロフネが母父の馬は勝ち上がる馬も少ないです。

外国の短距離血統を母父に持つ馬からはちらほら活躍馬が出ていますが、中距離血統の繁殖牝馬との相性の方が良さそうです。

サンデーサイレンス3×3

サンデーサイレンスの3×3のクロスを持つ馬はあまり成績が良くありません。特に母父アグネスタキオン、スペシャルウィーク、ディープインパクトはよくないです。

3×4の馬からは活躍馬が出ているので、繁殖牝馬の質があまり良くないのかもしれませんが今時点では避けた方が無難だと思われます。

まとめ

オルフェーブル産駒を選ぶ時、血統面で考慮すべき点は以下の通りになります。

〇母父ミスタープロスペクター

〇母父シンボリクリスエス

〇母父フレンチデピュティ(ダート馬)

×母父が日本の短距離血統

×サンデーサイレンス3×3のクロス

以上の点を考慮して選ぶと良さそうです。

今のところ大物といえる産駒はラッキーライラックのみですが、オルフェーブルそっくりの強くて個性的な馬の誕生を期待したいです。

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