ルーラーシップ産駒の特徴と活躍馬の血統構成

種牡馬傾向

ディープインパクト、キングカメハメハがいなくなり種牡馬リーディングはまさに混戦模様。ロードカナロアが抜け出すかと思われましたが2,3歳世代が停滞気味でどの種牡馬から活躍馬が出てもおかしくありません。

そこで今回は種牡馬リーディング上位のルーラーシップの産駒について、特徴と活躍馬の血統構成を見ていきます。

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ルーラーシップ馬情報

競争成績

20戦8勝 2着8回 3着2回

重賞5勝

クイーンエリザベスC(香港GⅠ)

AJCC、日経新春杯、金鯱賞、成尾記念

能力は高いもののなかなかGⅠを勝ちきれませんでしたが5歳の春に好メンバーのクイーンエリザベスCを勝ちGⅠ馬になります。後半は出遅れ癖がひどく、スタートで大きく離されるものの直線で豪脚を繰り出し2,3着というレースが続きます。それが無ければGⅠをもう2,3勝していたのではないでしょうか。

血統背景

父 キングカメハメハ

母 エアグルーヴ

母父 トニービン

兄弟 アドマイヤグルーヴ フォゲッタブル

近親 ドゥラメンテ

父キングカメハメハはGⅠ2勝(NHKマイルC、ダービー)。怪我で早くに引退してしまいましたが、怪我をしていなかったらディープインパクトと同等の競争成績を残していたであろうスケールの大きな馬でした。産駒にはドゥラメンテ、レイデオロ、アパパネ、ロードカナロア等活躍馬多数。種牡馬としてもディープインパクトと双璧をなす名種牡馬でした。

Goki (talk) - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5601011による
キングカメハメハ

母エアグルーヴはGⅠ2勝(オークス、天皇賞(秋))。当時マイル以下で古馬GⅠを勝つ牝馬はいましたが中距離では牡馬に全く歯が立ちませんでした。だからエアグルーヴが天皇賞(秋)を勝った時はかなりのインパクトがありました。今では古馬GⅠを牝馬が勝つことは珍しくもないですがその先駆者といったところです。またダイナカールから続く牝系は日本を代表する牝系です。

エアグルーヴは繁殖牝馬としても優秀でルーラーシップの他にアドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯2回)、フォゲッタブル(ステイヤーズS、ダイヤモンドS)等重賞勝ち馬4頭を生んでいます。

また、アドマイヤグルーヴからは2冠馬ドゥラメンテが出ています。

種牡馬成績

種牡馬リーディング順位

2016年 65位

2017年 12位

2018年 8位

2019年 5位

2020年 5位

血統にサンデーサイレンスを持たないことと、名牝エアグルーヴの仔ということで人気種牡馬になり初年度から多くの繁殖牝馬を集めます。GⅠ馬キセキ等活躍馬を出し2020年は5位と上位の種牡馬にまりました。

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産駒の特徴

通算の競争成績

2020年11月30日時点(馬場別)

出走回数4634回 勝利回数423回 勝率9.1%

芝勝率9.7% ダート勝率7.9%

芝勝率内訳 良9.7% 稍重9.9% 重不良8.5%

ダート勝率内訳 良8% 稍重7.3% 重不良8.4%

通算の勝率9.1%と優秀です。どの馬場でもそつなくこなしますが芝コースの方が勝率が高く軽い馬場の方が良い様です。

短距離、長距離どちらでも活躍馬を出しますが全体的には1800mm以上の中距離に適正がある馬が多く先行して粘りこむタイプや3コーナーからまくって行って勝つ長くいい脚を使うタイプが多いです。

競馬場・コース別の成績

芝ではコーナー4つのコースで成績が良く、東京2400m、函館1800m、札幌1800m、中山2200mの成績は特筆もの。1ターンのコースは東京1600mのみ成績が良いですが他の1ターンのコースではあまり成績が良くありません。このあたりはやはり中距離タイプの種牡馬だということでしょう。

ダートでは1200m以下の成績がどの競馬場でも万遍なく悪く、1400m以上で成績が上がります。

活躍馬の血統

母父サンデーサイレンス系

サンデーサイレンスを持たないということで主に国産の繁殖牝馬に付けられており、活躍馬の母父サンデーサイレンス系の馬が多くいます。

●母父サンデーサイレンス

メールドグラース(コフィールドC 等)

ダンビュライト(京都記念 AJCC)

ムイトオブリガード(アルゼンチン共和国杯)

●母父ディープインパクト

キセキ(菊花賞)

イシュトバーン(コーラルS2着)

●母父アグネスタキオン

フェアリーポルカ(中山牝馬S 等)

サンリヴァル(皐月賞2着)

ヴァンケドミンゴ(福島記念2着)

母父フジキセキ、マンハッタンカフェ等からも活躍馬が出ています。母父ディープインパクトは数が多い割には活躍馬が少ない気がします。デビューはあまりしていませんが母父ハーツクライになるとトニービンの4×3になり東京競馬場で強そうなイメージですがどうなるでしょうか。

Ogiyoshisan - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=81508092による
メールドグラース

母父クロフネ

サンデーサイレンス系以外では母父クロフネの産駒が活躍しています。

リリーノーブル(オークス2着、桜花賞3着)

リオンリオン(青葉賞、セントライト記念)

パッシングスルー(紫苑S)

母系にサンデーサイレンスが入っていることが多くいです。

サンデーサイレンス系の種牡馬ではつけにくい繁殖牝馬専門といった感じですが、近年はエピファネイアやモーリス、また海外から多くの種牡馬が輸入されておりルーラーシップのライバルが増えてきていおりさらに大物の産駒を出してほしいですね。

まとめ

ルーラーシップ産駒が活躍する条件

芝中距離コーナー4つのコース

ダートは1400m以上

母父サンデーサイレンス系

母父クロフネ

今後の大物の登場に期待したいですね。

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