ノルマンディオーナーズクラブのセリ購買馬・種牡馬・厩舎・騎手傾向からクラブの特徴を知る

一口馬主

ノルマンディオーナーズクラブは生産・育成牧場の岡田スタッドが運営する一口馬主のクラブです。

2020年の牝馬三冠のデアリングタクトを輩出し俄然注目度が高まったクラブです。

募集馬は岡田スタッド生産馬と北海道市場を中心としたセリの購買馬がいます。

費用をなるべく抑えることをコンセプトにしたクラブで、馬の募集価格は低く抑えられており月会費も1000円と他のクラブと比べてかなり安くなっています。

それで出資馬が活躍してくれたら言うことなしですが、活躍馬にはどのような傾向があるのか調べてみました。

データはTarget frontier JVを使用しています。

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ノルマンディオーナーズクラブの活躍馬と主な勝鞍

2014年産

■アナザートゥルース アンタレスS ダイオライト記念

2016年産

■マリアズハート 春雷ステークス2着

2017年産

■デアリングタクト 桜花賞 オークス 秋華賞

2018年産

■ルクシオン 福島2歳ステークス

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募集価格毎の平均回収率2013年産~2017年産

回収率は本賞金で計算しており、実際の配当とは異なります。

全体の平均回収率はデアリングタクトの効果もあって111%とかなり高くなっており、ノーザンファーム系のクラブと比較しても遜色ない数字です。

募集価格は最高で4500万円と低価格の馬が多いです。

1800万円はデアリングタクトで数字を大きく上げています。どの価格帯でもそんなに差はない様に見えますがしいて言うと2000万円以上ではハズレの馬が多くなっている印象です。

値段相当の走りを期待するなら1300万円以下の馬を狙うといいですね。

岡田スタッド生産馬とセリ購買馬の比較 2014年産~

不出走のまま引退した馬のデータは除いています。

一見どちらもあまり変わらない様に見えます。しかしデアリングタクトはセリ購買馬。1頭だけで4億7千万円稼いでおり、セリ購買馬の賞金の40%以上を占めます。デアリングタクトを抜くとセリ購買馬は岡田スタッド生産馬の半分程の賞金しか稼いでいないことになります。

デアリングタクトの様な大物の輩出に夢をかけるならセリ購買馬、手堅く賞金を稼いでくれることを期待するなら岡田スタッド生産馬といったところでしょうか。

セリで購買した馬について価格帯ごとの比較をしてみます。

賞金についてはデアリングタクトの購買価格が1200万円なので1000万ー2000万未満の賞金が高くなっていますが、それを除けば大きな差はない様です。

勝ち上がり率は購買価格が高いほど高くなっていますので、無難に行くなら価格の高い馬ということになります。

種牡馬傾向

不出走のまま引退した馬のデータは除いており、デビュー頭数の多い順番に並べて抜粋しています。

ノーザンファーム系のクラブと違い、上位の種牡馬の産駒があまりいません。募集価格を低くしているためでしょう。

そのためか新馬戦(デビュー戦)の成績が思あまり振るいません。

岡田スタッド生産馬のマツリダゴッホ産駒とビックレッドファームで繁養していたアイルハヴアナザー産駒が飛びぬけて多くなっており、成績もまずまず。

ハーツクライ、ルーラーシップ等上位の種牡馬もちらほら見えますが成績は微妙なところ。

メイショウボーラー産駒は2頭だけですが2頭とも勝ち上がり賞金もしっかり稼いでいます。

ノルマンディの募集馬を選ぶ際は血統より、馬体を見ていい馬か判断できる目が必要になってきそうです。

厩舎傾向 2014年産~

不出走のまま引退した馬のデータは除いており、デビュー頭数の多い順番に並べて抜粋しています。

若干の偏りはある様ですが、より多くの厩舎に少しづつ馬を預託している様です。

賞金額に関東、関西の偏りはありません。杉山厩舎はデアリングタクトで賞金が跳ね上がっています。

高木厩舎は預託数、賞金額共に高くなっています。中川厩舎も勝ち上がり率75%と優秀。

各厩舎でそこまで大きな差はない様です。

騎手傾向 2014年産~

全体の傾向

賞金順に並べています。松山騎手は8勝の内5勝はデアリングタクトで賞金も跳ね上がっています。

大野騎手が騎乗回数が多く主戦騎手といったところでしょうか。ルメール騎手もさすがに優秀。

ノーザンファーム系のクラブで上位に来る、川田、福永、北村友、武豊騎手は騎乗回数も少なく成績も低調。このあたりに騎手起用の特徴が出ていますね。

新馬戦

新馬戦も大野、松山騎手の騎乗回数が多くなっています。

こちらもリーディング上位の騎手はあまり器用されない様です。

重賞傾向

重賞でも大野、松山騎手の活躍が目立ちます。また、柴田善騎手の器用も多めです。

全体では大野、松山騎手の器用が多くなっており、上位の騎手の器用は少なくなっています。

まとめ

出資馬の選択にはかなりの相馬眼が必要になりそう。その分馬選びが楽しくなるかもしれません。

GⅠ勝馬はデアリングタクト1頭のみとこれからのクラブだと思いますが、他のクラブより費用は抑えられますし、しっかり相馬眼を鍛えれば活躍馬に出資できる様になるのではないでしょうか。

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